ググるときに脳のリソース食ってる説
脳の疲労の原因
最近、ちゅらデータの社員さんから聞いた話だが、脳の疲労の原因の一つに「違う作業を複数行うときに起こる情報の干渉」があるらしい。
話を円滑に進めるために実演に付き合ってもらおう。
「あか」、「あお」、「みどり」
この色を示す文字の羅列は読みやすい。なら、これはどうだろう。
「あか」、「あお」、「みどり」
どちらが読みやすいかと言えば前者の方だと考える人が多い。
文字意味と文字色の一致の有無で情報の処理の速度などに差がでたりするが、実際に干渉した情報を処理し続けると人間は処理に時間をかけるようになったり疲労が蓄積したりするらしい。
作業時の疲労の原因
先程の例と照らし合わせて、自分が考える作業時の疲労の原因は「Google検索」を多用することだと考えている。
「Google検索をする」というのは以下の手順のことを示す。
- 検索フレーズを考える
- 検索ボタンを押す
- サイトのタイトルや断片的に見える記事の内容から、適切な記事を選ぶ
- サイトを開いても、望む記事の内容でなかったら3に戻る、3に戻っても選択肢がない場合は1からやり直す
このような作業を、知らないことに遭遇するたびにやらなければいけないとなると情報が干渉してしまって脳のメモリが枯渇してしまう。ただでさえ、ググることは面倒なのに、広告に目を奪われたりすると、二次的な情報の干渉のリスクが生じてしまう。そういう意味で、ググるという行為を作業の手順に挟んだりするととてつもなく非効率になる。
情報を整理する
自分が別ブログで、ググってもすぐに出てくる情報をわざわざ網羅的に書いている理由の一つに、「検索しなくてもいいように情報を整理したい」というのがある。そもそも木構造で情報を管理していて、自分でその構造の中身を理解していたらググる必要はないし、メモリを無駄にすることはないからだ。実際に人に教えるつもりでブログに書くと、より深い知識を得ることができるのでとてもおすすめである。